名 称:ZEPPELIN
分 類:ファイル感染型
対 象:.EXE;.COM
ウイルスサイズ:1508バイト
発祥地:不明
発見日:不明
詳 細:感染方法:
1)カレントディレクトリ内の.COMまたは.EXEファイルを探
し出す。
2)すでにZEPPELINウイルスに感染していれば他の未感染.
COMまたは.EXEファイルを探す。
3)カレントディレクトリ内の.COMまたは.EXEファイルに4
つずつ感染する。
破壊:意味不明のコードを大量に表示すると同時に音を鳴
らし、最後にシステムをハングする。
識別方法:1)感染ファイルは1508バイト増加する。
2)意味不明のコードを大量に表示する。
使用割り込み命令:INT 24h
備 考:1)非メモリ常駐型。
2)メディアなどにライトプロテクト(書き込み禁止処理)
が施されている場合でも、
プログラム実行時に"書き込み不可"という意味のエラーメ
ッセージを表示しない。
名 称:ZY
分 類:ファイル感染型
対 象:.COM
ウイルスサイズ:463バイト(.COM)
発祥地:不明
発見日:不明
詳 細:感染方法:
1)カレントディレクトリ内の.COMファイルを探し出す。
2)すでに ZYウイルスに感染していれば他の未感染.COMフ
ァイルを探す。
3)一度の感染でファイル1つに感染する。
4)最後にオリジナルファイルを実行する。
破壊:感染、増殖以外の活動はなし。
識別方法:感染ファイルは463バイト増加する。
使用割り込み命令:なし
備 考:1)非メモリ常駐型。
2)メディアなどにライトプロテクト(書き込み禁止処理)
が施されている場合、
プログラム実行時に"書き込み不可"という意味のエラ
ーメッセージを表示する。
名 称:ZZ1
分 類:システム領域感染型
対 象: .COM
ウイルスサイズ:127bytes
詳 細:実行手順: カレントディレクトリ内で未感染の.
COMファイルを検索し、あれば感染します。(一度に1つの
ファイルに感染します。) 感染するファイルがないなら、
画面
を混乱させま
す。
ダメージ:
1) ウイルスコードで元のファイルの最初の127バイトを上
書きします。元のファイルは無効にされます。
2) 感染可能なファイルがなければ、画面を混乱させます。
注 意: 感染したファイルの日付と時間は、改変されま
せん。
備 考:
名 称:ZZL
分 類:ファイル感染型
対 象:.COM
ウイルスサイズ:127バイト
発祥地:不明
発見日:不明
詳 細:感染方法:
カレントディレクトリ内の未感染.COMファイルを探し出し
て、1つずつ感染する。
感染するファイルがない場合、画面の内容が滅茶苦茶にな
る。
破壊:
1)オリジナルファイルの先頭部127バイトをウイルスコ
ードで上書きするため、
ファイルが破壊される。
2)感染可能なファイルがない場合、画面表示が滅茶苦茶に
なる。
備 考:感染ファイルの日付と時刻は更新されない。